生きているときに少しでも関わりのあった方が、棺の中に入り、硬く目を閉じてその周りに花をささげる…。日本は火葬ですから、もうそこに魂は入っていないとはいえ、やはり「焼かれる」と思うと、少しでも恐怖を和らげて安らかに昇って行ってほしいと、お花たちに願いを込めました。
お花に囲まれた状態はとても美しく見えました。そして、骨になった状態で再び対面する…。
頭で理解していても、やはり視覚的に入ってくる情報は衝撃的で心を揺さぶられずにはいられませんでした。天高く、心地よい場所へと行かれますように…。
さて、今回は丹野ゆうきさんの著書に付録としてついている大天使カードの裏面のイラストについてのご紹介です。^^
丹野さんからのオーダーで、カード裏面には一枚の天使の羽根を描いてくださいとのことでした。天使の羽根も、羽毛タイプの丸みを持った羽根にするか、細長い風切羽にするか最初、迷ったのですが、自分が丸いフォルムが好きなのと、羽毛の柔らかさを描きたかったので、このようにしました。
羽の下には水の波紋が広がり、幻想的な雰囲気。羽の周りの背景は、カラフルな宇宙のイメージです。限りなく広がる空間、無限の可能性などをカードを引く方の明るい未来に照らし合わせて心を込めて描かせて頂きました。
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