2016年3月20日日曜日

かっこいいフクロウさん

ペンで細密に描くのも好きなのですが、銅版画のような細密な描写も好きで、色々と調べていくうちに、スクラッチ画に辿り着きました。

そこで、体験できるところを見つけたのですが、なんとこれがほんとに家の近くにありました(笑)。
灯台もと暗しという言葉がぴったり。普段なら、通り過ぎている場所だったのですが、大人向けの絵画教室も行われていたのです。

「さわやか子育て研究所」 さんです。

こちらは普段、お子様と親御さんの為の心の教育を目的とされている施設で、わたしは子供がいないので、まったく気づいておりませんでした。でも、以前から、子供の心の面での教育というか、ケアには興味がありました。特に現代社会は殺伐としたニュースを耳にする機会が多いので、
これからの子供たちが一人でも多く、優しい心をはぐくんでいってほしい。そういう地球になっていってほしい、と常々思っていました。

やっぱりこういう巡り合わせというのは、天の計らいなのだろうと感じずにはいられませんでした。
こちらの所長さんと、絵画教室をご担当されている先生がとても優しい方達で、本当に良い表情をなさっているのです。わたしは、だいたい、お顔を見るとスパッとなんかわかるところがあるみたいで、お部屋にはいった瞬間の明るさと居心地のよさ、雰囲気…とても素晴らしい。ここは良い場所だとわかりました。

わたしは、知らない人と一緒の空間にいることはとても苦手なので、この日は私意外にはもう一人生徒さんがいらっしゃるのみで、それも必然だったようです。

描いた絵はこちらです。時間内には描けなかったので、おうちで頑張って完成しました。



かっこいいフクロウさんです。とことん細密に描けるので、わたしにはとても相性のよい技法です。はじめてだったので、力加減がわからず、削りすぎているところもあります。でもコツがわかったので、この感じで、細密な天使画を描きたいと思っているのです。

わたしが天使画を描いているという話をお聞きになり、お二人とも天使がお好きとのことで、とてもご興味を示してくださいました。そして、HPを見てくださってとても喜んで頂けました。所長さんは、ここで個展したらいいわよ♪と気軽におっしゃってくださって、びっくりしました…(笑)。天使画のお教室もここでやったらいいわよ、と笑顔でおっしゃって下さって、とても救われた気持ちになりました。

普段、お子様のお相手をされている方達なので、とにかく優しい雰囲気をまとわれています。自分の中の癒せていない子供の部分を初対面にも関わらず、思わず打ち明けてしまいました…。たぶん、わたしは「インディゴチルドレン」なんだと思います。この単語を調べると、わかるのですがとても自分に当てはまっています。

現代社会、現在の地球にうまく適応できない。学校や会社組織、人が苦手。芸術、創作活動や自分の世界に熱中して内にこもる…。ADHD気味なところがあり、テキパキと段取りを踏んで家事をこなすことが苦手。でも、掃除は好きで熱中するといつまでもやっている(笑)。一番当てはまる特徴が、「自己評価、自己肯定感の低さ」です。自分に自信がなかなか持てないのです。

とにかく劣等感の塊のような人なのです。でも、人から見ると、とてもそんな風に思っているようには見られず、クールで近寄りがたいと思われたりする…。あるいは、集団に馴染めず、いじめ、からかいの対象となる…。

こんな感じで生きてきていますので、傷つきやすい子供たちの心をサポートしたい…という気持ちはすごくあります。そのためには、まず自分が癒されないといけませんが(笑)。たぶん、癒されていない大人たちが多いので、当然、子供たちにも生きにくい世の中になっているのだと思います。

このようなご縁を頂けて、ようやく自分の使命が何なのか、わかりかけてきたような気がいたします。天使とつながることによって描く絵を通しての、現代に欠けてしまった情緒や、心の面での癒しと成長のサポートです。だいそれたことは出来ませんが、必要とされる方に引き合わされると信じております…。